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かかりつけ医での心房細動スクリーニング事業

医科連携による心房細動スクリーニング事業

医科連携による心房細動スクリーニング事業

~かかりつけ医(医科クリニック)での心房細動早期発見プロジェクト~

プロジェクト実績
検査実施件数
0
発見件数
0
参加医療機関一覧

※ 2025年6月~現在の参加医療機関です。定期的に医療機関が変わりますのでご注意ください。

医科連携イメージ
心房細動スクリーニング機器 - 医科スクリーニング図
プロジェクト概要

心臓のリズムが乱れる「心房細動」は、自覚症状がないことも多く、ご自身では気づきにくい病気です。しかし放置すると脳卒中など、命に関わる重篤な病気を引き起こす原因となることがあります。特に年齢とともにそのリスクは高まります。広島県では、このような心房細動を早期に発見し、県民の皆さまの健康を守るため、地域の「かかりつけ医」と広島大学病院が連携して、手軽に検査を受けられる新たな取り組みを進めています。

プロジェクトの特徴

使用する検査機器は、服を脱いだり体に電極を貼ったりする必要はなく、両手で機器を30秒握っていただくだけで心電図が記録できます。測定された心電図データは、インターネットを通じて広島大学病院の循環器専門医が詳細に診断します。専門医による確かな診断で、安心して検査を受けていただけます。

社会的意義

心房細動を早期に発見して適切な治療を開始することは、脳卒中などの重大な疾患を予防し、健康な生活を長く続けるために極めて重要です。お近くのクリニックで気軽に検査を受けられるようになることで、自覚のなかった心房細動が発見される機会が増えます。これは広島県民の健康寿命を延ばし、地域全体の循環器医療の質を向上させる重要な取り組みです。

実施体制

広島県脳卒中・心臓病等総合支援センターを中心に、地域の多くのクリニックのご協力のもと実施されています。参加クリニックでは簡易心電計による検査を受けていただけます。検査データは広島大学病院の専門医に送信され、診断結果はクリニックへフィードバックされます。心房細動が検出または疑われた場合は、かかりつけ医と広島大学病院が緊密に連携し、その後の精密検査や治療方針を共に検討いたします。

関連資料

※本プロジェクトはファイザー株式会社医学教育助成金の支援を受けています