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リハビリのこと

心臓病のリハビリテーション - 医療情報サイト
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リハビリテーションのこと

心臓リハビリテーションについて

病院でのリハビリテーション
自宅近くでのリハビリテーション
リハビリテーションを受けられる期間
適した運動メニュー

入院・外来でのリハビリ

Q.心臓病のリハビリテーションを受けたい場合、どうしたらいいですか?

心臓リハビリテーションの対象となる疾患は、心筋梗塞、狭心症、心臓手術後、大血管疾患(大動脈解離、解離性大動脈瘤)、慢性心不全、末梢動脈閉塞疾患、経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)です。

これらの疾患の既往がある患者さんは、医師の処方のもとでリハビリテーションを受けることができます。ただし、心臓リハビリテーションを提供している医療機関は限られていますので、入院中または通院中の医療機関の主治医にご相談ください。

また、退院後の患者さんにつきましても、リハビリテーションを受けられる期間には制限がありますので、同様に主治医にご相談ください。

(ここに[病院でのリハビリ風景の画像]が入ります)

病院リハビリ風景 ※ 画像は後で挿入できます。

自宅近くでのリハビリ

Q.家の近くで心臓リハビリテーションを受けたいのですが、どうしたらいいですか?

心臓リハビリテーションの対象となる疾患で、病院を受診されている患者さんは、まずは、主治医(かかりつけ医)にご相談ください。

広島県内の心臓リハビリテーション実施病院の一覧は、下記の URL をご参照ください。自宅に近い病院があるかどうかをご確認ください。

<参考資料>

(ここに[地図や地域のイメージ画像]が入ります)

地図・地域イメージ ※ 画像は後で挿入できます。

心臓リハビリテーションを受けられる期間

Q.心臓リハビリテーションはいつまで受けることができますか。

保険の制度上、心臓リハビリテーションが保険適応とされる期間は、リハビリを開始してから 150 日以内とされています。

しかし、150 日を経過していても、心臓リハビリテーションによって機能の改善が見込まれると判断された場合は、継続を必要とする理由と改善の見込み期間を記載した意見書を医師が作成することで、1 か月あたり 13 単位(260 分)に限りリハビリの実施が可能です。

(ここに[カレンダーや期間を示すイメージ画像]が入ります)

期間・カレンダーイメージ ※ 画像は後で挿入できます。

適した運動メニュー

Q.心臓が悪い人にはどんな運動が良いか教えてください。

運動自体は心臓の悪い患者さんにとって大切な治療のひとつです。週に 3〜5 回以上、運動の前後にウォーミングアップをいれて 1 回の運動は最低 10 分以上、可能であれば 20 分〜60 分の有酸素運動とレジスタンストレーニングを行うことが良いとされています。

強度に応じて推奨される運動の頻度も異なりますが、慣れない運動に週1〜2 回取り組むことは怪我のリスクを高めるためお勧めしておりません。また、ご自身に合った適度な運動量を医療機関のリハビリで指導を受けた後は、日常生活でも運動を続けることをお勧めします。

(ここに[ウォーキングや軽い運動の画像]が入ります)

運動イメージ ※ 画像は後で挿入できます。

一般的に勧められている運動の種類としては、歩行や自転車、水泳など軽くて長い時間実施できる有酸素運動となっています。ダンベルや重錘(じゅうすい)を使ったきつい運動は、急激な血管の収縮による血圧の上昇を引き起こすため、あまり勧められていません。そのため運動の強度の目安としては、息が上がらない程度、会話をしながらできるような運動が良いとされています。

運動の前後にはストレッチや準備体操、整理体操を行い、急に体を動かしたり、急に運動をやめたりしないことで不整脈も起きにくくなります。また、決まった時間に運動をすることも大切ですが、冬の寒い日の朝方や夏の昼間など、気温差の大きい時期・時間帯の運動は避けましょう。

運動を行う上で大切なのは運動を行えるコンディション作りです。心不全の既往がある方は、普段から減塩に努め、急激な体重の増加がないか、むくみがないかを確認し、いつもの運動で息が上がるなど普段と体調が違うと感じたら無理をせず、運動を中止しましょう。