広島県 脳卒中・心臓病等総合支援センター


広島県 脳卒中・心臓病等総合支援センター
クオーレ&セルベロ

センター概要
センター長あいさつ
心房細動スクリーニングの重要性を示すイメージ

心房細動の早期発見で、重篤な合併症のリスクを低減します。

心房細動は、脳梗塞や心不全の主な原因となるほか、認知症のリスクも高めることが知られている不整脈です。これらの重篤な状態は、早期発見と適切な治療により予防が期待できます。

当センターの取り組み:

  • 協力歯科医院やかかりつけ医と連携し、受診時に専用機器を短時間持っていただくだけで心房細動を簡易スクリーニングできる事業を推進しています。
  • この手軽な検査を通じて早期発見を促し、皆さまの健康寿命の延伸を目指します。
虚血性心疾患 地域連携クリニカルパスのイメージ

LDLコレステロール70mg/dl未満を目標に、血管病の再発を防ぎます

~お薬手帳を活用した広島県の新たな地域連携

急性心筋梗塞などの血管病は、再発予防が非常に重要です。特にLDLコレステロール(悪玉)値を70mg/dl未満にコントロールすることが、再発リスク低減に不可欠です。

しかし広島市内では、ハイリスク患者さんのうち、この目標値を達成できているのはわずか10%未満という厳しい現状があります。

広島県の取り組み:

この課題に対し、広島県では「お薬手帳」に専用シールを貼り、LDLコレステロール値を患者さんと医療者で共有・管理する新しい地域連携パスを開始し、治療効果の向上を目指しています。

BLS/AED普及事業のイメージ

広島県内における院外心停止からの救命率と社会復帰率の向上を力強く推進します。

主な活動内容:

  • BLS(一次救命処置)とAED(自動体外式除細動器)の普及啓発を積極的に行います。
  • この重要な取り組みを県民一人ひとりに届け、地域全体の救命力を高めることを目指します。
  • 広島で活躍するアスリートの皆様とも連携し、その発信力と影響力をお借りしながら広く周知を図ります。
  • 未来を担う小・中・高校生への学校における講習会や体験活動を積極的に展開し、若い世代から救命の意識と技術を育みます。

センターのご案内

各種相談

医師、医療ソーシャルワーカー、看護師、リハビリテーションスタッフ、薬剤師、管理栄養士などが連携し、疾患をお持ちの方やご家族のご相談の解決支援をおこなっていきます。

アクセス

住所:〒734-8551 広島市南区霞1-2-3 広島大学病院内
電話:082-257-5555 (代表電話)
詳しいアクセス情報は広島大学病院ホームページにてご確認ください。

お問い合わせは
こちらから